泡瀬干潟のラムサール登録に前進
2015年11月12日に沖縄県知事(県環境部・自然保護・緑化推進課長)から次の回答がありました。
泡瀬干潟がラムサール条約に登録されることは、「国際的に重要な湿地」として認められ、湿地の「保全・再生」や「交流・学習」が促進されるなど、意義のあることと考えております。
ラムサール条約への登録は、湿地の重要性の国際基準への該当と、国による鳥獣保護区の指定、地元住民などの登録への賛意の3つの条件が必要であります。
国においては、泡瀬干潟について、シギ・チドリの飛来状況のモニタリングを続け、地元の意向を十分注視しながら将来的に登録地としての可能性を検討するとしております。
沖縄県としては、ラムサール条約への登録に必要となる鳥獣保護区の指定に向け、地元自治体への働きかけを始めており、来年度策定する第12次鳥獣保護管理事業計画への位置づけを目途に合意形成に努めてまいりたいと考えております。
この回答は、泡瀬干潟を守る連絡会の要請「泡瀬干潟のラムサール条約登録を、ラムサールCOP13(2018年、ドバイ)で実現できるようにすること(2015年10月25日)」に対する回答です。
泡瀬干潟のラムサール登録に向けての大きな前進です。共に喜びたいものです。
なお、詳細(新聞報道など)は下記にありますからご覧ください。
http://awase.net/maekawa/20151112kenkaitou.htm
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