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2022年12月23日


2022年12月23日

12月23日の記事


Posted by 泡瀬の前川 at 19:02Comments(0)

2022年12月23日


2022年12月20日

12月20日の記事

クルーズターミナル構想」です。



  

Posted by 泡瀬の前川 at 12:45Comments(0)

2022年12月19日

久しぶりの投稿。長い間更新していませんでした。最近の情報を掲載します・

泡瀬埋め立て地の北にある「新港地区」で、「クルーズターミナル構想」が進行しています。
現在、西埠頭の東側をクルーズ船寄港地にしていますが、将来寄港が増える予想でクルーズターミナルの増設が、東埠頭と西埠頭の間の東側護岸一帯を寄港地にする構想が確定し、実施の運びになっています。
これについては、私(前川盛治)が新聞の論壇(「琉球新報」、2022年 月 日)に投稿してありますので、それを紹介します。

新港地区でのクルーズターミナル建設構想は、環境破壊。見直すべき。
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会事務局長)79歳 沖縄市古謝津嘉山町43-1

 沖縄市とうるま市の東側にある埋立地・新港地区でクルーズターミナル建設構想が進んでいる。貴紙も2月11日に「新港地区は、大型クルーズ船に対応する専用岸壁やターミナルビルの整備に取り組む。」と報道している。
県が進める「中城湾港長期構想」の背景と目的によれば、「平成2年に計画され、30年経過する中で社会経済情勢は大きく変化し、新たな長期構想を確定する(概略)」とあり、それに基づく計画である。
新港地区の経過を振り返ってみる。1974年重要港湾指定、83年埋立開始、90年港湾計画改定、99年特別自由貿易指定、その後東埠頭の浚渫土砂処分場としての泡瀬埋め立て地利用が確定し、2001年から「泡瀬埋め立て」が始まり、環境が破壊されてきた。
経過にあるように、新港地区の東埠頭整備・浚渫は「FTZ」の振興目的で始められた。しかし、FTZ構想は大きくし進展せず、FTZ用地(122ha)の中に「沖縄IT津梁パーク」が09年頃から創られてきて、中核施設2棟、民間施設13棟などが建設され、北西部分を大きく占用している。そして東埠頭は完成後もFTZ企業の利用は進まなかった。そして14年から国際物流拠点産業集積地域に変更され、バイオマス発電所(バルク船寄港地)、自動車納整センター(RORO船寄港地)も進められている。
今度は、東埠頭と西埠頭の間の東側海岸一帯での「クルーズターミナル整備計画、施設再配置」である。クルーズ船寄港については、これまで「リサイクルポート」として使われていた西埠頭の東側の整備を進めてきたが、あまり利用されてこなかったにもかかわらず(さらにこの埠頭を自衛隊チャーター大型運搬船・はくおうの寄港にも利用されてきた)、「貨客分離必要」ということで、新たに岸壁、ターミナル整備である。
整備区域には新夢咲公園もあり閉鎖される。また新港地区と勝連半島の間にはトカゲハゼの生息地(人工干潟)もあり、さらに埋立予定海域は環境省がラムサール条約湿地潜在候補地に指定している「泡瀬干潟の区域」でもある。埋立、岸壁整備の海域面積は50ha以下で「環境アセスも実施されない」であろうことから考えると、サンゴ、トカゲハゼ、渡り鳥への影響も懸念され、環境破壊が心配される。
造られた場所が利用されず、新たな振興のために計画変更されることに全て反対ということではないが、「目まぐるしく変わる利用目的」のために、「環境破壊が進行」することを見過ごすことはできない。クルーズターミナル整備計画は見直すべきである。

   

Posted by 泡瀬の前川 at 19:11Comments(0)ニュース

2019年04月04日

湿地のグリーンウエイブ2019 IN泡瀬干潟(泡瀬干潟を守る日)

今年の「湿地のグリーンウエイブ2019 IN泡瀬干潟(泡瀬干潟を守る日)」の案内です。


湿地のグリーンウエイブ2019 IN泡瀬干潟(泡瀬干潟を守る日)
日時:4月21日(日) 11時~14時
場所:沖縄市ITワークプラザ前浜辺、および泡瀬干潟
主催:泡瀬干潟を守る連絡会
問い合わせ:090-5476-6628(前川盛治)
ホームページ:http://saveawasehigata.ti-da.net/

※おにぎりとアーサ汁は準備します(簡単な昼食、ヤーサノーシ)。 
※ 帽子、長袖、濡れてもよいグッズ、飲み物持参、等でお願いします。
※ カンパをお願いします。
※ 参加者の簡易保険は、主催者で契約してあります。
※ 沖縄市ITワークプラザの駐車場は、借りてあります。駐車可能です。

午前11時に集合。全体説明後、干潟に入り、観察。今年は、クビレミドロの激減などの異常が起こっています。4月21日頃は、クビレミドロの出現時期は過ぎていますが、現場で異常を説明します。この日は、干潮午後1時半頃、今年の最大干潮で、遠くまで行けますので、ウミエラ生息地(埋立工事現場近く)まで行きたいと思います(往復2時間)。2017,2018年度は、ホソエダアオノリ(海藻)の異常発生がありましたが、今年は現時点で確認していません。人気者のミナミコメツキガニの大群も観察します。
  

Posted by 泡瀬の前川 at 16:21Comments(0)重要なお知らせ

2019年03月31日

クビレミドロ激減の国・県への要請

泡瀬干潟のクビレミドロ激減については、このHPで紹介しましたが、3月27日には、県(知事、港湾課、自然保護課)、国(開発建設部・港湾計画課)に、調査と対策を要請しました。要請には、小橋川共男、池原秀明、屋良朝敏、桑江直哉が参加しました。事務局長の前川盛治は都合で参加しませんでした。

詳細は、facebook(下記)に掲載してあります。ご覧ください。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2028010110651511&set=pcb.2028033580649164&type=3&__tn__=HH-R&eid=ARA0f-r90nytdYFYsDqBkt88cIUDgXcoaKx_IVdOTWRCuSb_o_M4ZrROWvOsOf_zeUPsg05sZUiXfJgB

  

Posted by 泡瀬の前川 at 23:05Comments(0)

2019年03月20日

嘉陽宗儀(共産党)氏が泡瀬干潟のラムサーリ条約湿地登録で質疑

前川 盛治

少し古い情報ですが、掲載します。 2019年3月20日
故・翁長知事の遺志(泡瀬干潟のラムサーリ条約湿地登録)を玉城デニー知事も受け継いでいるのかを問うための質疑でした。


嘉陽宗儀県議(共産党)が、泡瀬干潟について質問

2月22日の沖縄県議会2月定例会で、嘉陽宗儀県議は、辺野古新基地建設の軟弱地盤の問題等を質問すると同時に、泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録についても質疑し、回答を得ています。紹介します。「琉球新報」(2月23日)記事より。

嘉陽宗儀氏:泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録に向けた取り組みは。

大浜浩志環境部長:国際基準や地元住民の賛意など三つの条件 が必要だ。鳥獣保護区、特別保護区に位置付けることについて沖縄市、関係団体などに具体的な区域案を示し理解を求めており、早期の指定実現に取り組む。

玉城知事:翁長前知事と同様、登録を進めるべきだと考えている。貴重な自然は一度失うと二度と取り戻すのは不可能だ。
  

Posted by 泡瀬の前川 at 20:52Comments(0)重要なお知らせ

2019年03月19日

泡瀬干潟のクビレミドロ激減

2019年3月の泡瀬干潟のクビレミドロが激減です。3月7日の調査で明らかになりました。13日、記者会見を行い、マスコミと一緒に現地調査もしました。例年多くみられる「クビレミドロの砂洲」周辺では見られず、泡瀬3丁目の高層アパートの前周辺、砂洲西側で少し見られるだけです。この異常事態に対し、次の要請文による要請行動を行います。

要請日時:2019年3月27日(水)、午後2時~2時半、沖縄県 沖縄県知事、沖縄県土木建築部港湾課、自然保護課
       2019年3月27日(水)、午後3時~4時、沖縄総合事務局、那覇市おもろ町合同庁舎、1階・記者会見室




                           2019年3月27日
沖縄総合事務局 
沖縄県知事  沖縄県土木建築部港湾課  自然保護課
        
         泡瀬干潟を守る連絡会
         共同代表 小橋川 共男  漆谷克秀
         連絡:前川 盛治(事務局長)電話:090-5476-6628

泡瀬干潟における2019年3月におけるクビレミドロの激減の原因究明と対策についての要請(案)

 私たち泡瀬干潟を守る連絡会は、泡瀬干潟の保全とラムサール条約湿地登録を目指し、泡瀬干潟の定期的な調査を毎年実施している。2017年3~4月、2018年2~3月はホソエダアオノリの大量発生を確認し、泡瀬干潟の埋め立て事業者(沖縄総合事務局、県港湾課・自然保護課)にその原因解明と対策を要請してきた。
 今年度もホソエダアオノリの発生状況を確認するために、前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会)と安部真理子(日本自然保護協会)の二人が、3月7日(木)、午後2時~4時に、泡瀬干潟を調査した。
 その結果、驚くべきことに、例年数多くの藻体(群落、群集)が見られる「クビレミドロ砂洲」周辺で、クビレミドロが激減していることが確認できた。二人が確認した藻体(群落、群集)は、クビレミドロ砂洲の周辺で僅か5藻体であった。2017年、18年に見られたホソエダアオノリの大量発生は、確認できなかった。
 国、県も泡瀬干潟におけるクビレミドロの生息状況(生育面積、分布域)を調査し、環境監視委員会に報告している。平成29(2018)年度の調査報告(平成30年7月11日)では、平成30年3月の生育面積は、16,300平方メートル、平成30年4月の生育面積は、17,500平方メートル、分布域は「クビレミドロ砂洲」の西側、北側等と広範囲にまたがっている(報告書2-74~2-75。平成27年3月の生育面積は42,900平方メートルであり、以後年々面積は減少傾向でもある。平成30年4月の調査17,500は変動範囲9,060~16,750を上回っているが、減少傾向であり、平成31年度はどうか?)。ところが、平成31(2019)年3月の私たち調査では、先に示したように、例年数多くみられる場所で、藻体(群落、群集)が激減しているのである。
 私たちは、これは異常現象であると認識し、3月13日(水)、午後4時~、記者会見を行い、マスコミを現地に案内し、クビレミドロの激減を確認し、マスコミ(「沖縄タイムス」「琉球新報」)は14日、これを報道している。
 クビレミドロは環境省、沖縄県も絶滅危惧ⅠA類に指定し、世界でも沖縄の泡瀬干潟等にのみ生息する極めて貴重な黄緑藻類であり、このクビレミドロが生息する事等により、環境省は泡瀬干潟を「日本の重要湿地500」、「ラムサール条約登録潜在候補地」に選定している。また、泡瀬干潟埋め立て事業でも「クビレミドロ砂洲」を含む第2工事区域が埋め立て中止になった経緯もある。
 私たちは、このクビレミドロの激減の原因は、埋立て工事による干潟の劣化・ホソエダアオノリの大量発生等と推測している。埋め立て事業者におかれましても、泡瀬干潟における2019年のクビレミドロの現状を調査・発表し、その原因を明らかにし、対策を早急に取っていただくよう、要請する。                     以上  

Posted by 泡瀬の前川 at 18:56Comments(0)重要なお知らせ

2019年03月19日

泡瀬干潟のクビレミドロ激減

2019年3月の泡瀬干潟のクビレミドロが激減です。3月7日の調査で明らかになりました。13日、記者会見を行い、マスコミと一緒に現地調査もしました。例年多くみられる「クビレミドロの砂洲」周辺では見られず、泡瀬3丁目の高層アパートの前周辺、砂洲西側で少し見られるだけです。この異常事態に対し、次の要請文による要請行動を行います。

要請日時:2019年3月27日(水)、午後2時~2時半、沖縄県 沖縄県知事、沖縄県土木建築部港湾課、自然保護課
       2019年3月27日(水)、午後3時~4時、沖縄総合事務局、那覇市おもろ町合同庁舎、1階・記者会見室




                           2019年3月27日
沖縄総合事務局 
沖縄県知事  沖縄県土木建築部港湾課  自然保護課
        
         泡瀬干潟を守る連絡会
         共同代表 小橋川 共男  漆谷克秀
         連絡:前川 盛治(事務局長)電話:090-5476-6628

泡瀬干潟における2019年3月におけるクビレミドロの激減の原因究明と対策についての要請(案)

 私たち泡瀬干潟を守る連絡会は、泡瀬干潟の保全とラムサール条約湿地登録を目指し、泡瀬干潟の定期的な調査を毎年実施している。2017年3~4月、2018年2~3月はホソエダアオノリの大量発生を確認し、泡瀬干潟の埋め立て事業者(沖縄総合事務局、県港湾課・自然保護課)にその原因解明と対策を要請してきた。
 今年度もホソエダアオノリの発生状況を確認するために、前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会)と安部真理子(日本自然保護協会)の二人が、3月7日(木)、午後2時~4時に、泡瀬干潟を調査した。
 その結果、驚くべきことに、例年数多くの藻体(群落、群集)が見られる「クビレミドロ砂洲」周辺で、クビレミドロが激減していることが確認できた。二人が確認した藻体(群落、群集)は、クビレミドロ砂洲の周辺で僅か5藻体であった。2017年、18年に見られたホソエダアオノリの大量発生は、確認できなかった。
 国、県も泡瀬干潟におけるクビレミドロの生息状況(生育面積、分布域)を調査し、環境監視委員会に報告している。平成29(2018)年度の調査報告(平成30年7月11日)では、平成30年3月の生育面積は、16,300平方メートル、平成30年4月の生育面積は、17,500平方メートル、分布域は「クビレミドロ砂洲」の西側、北側等と広範囲にまたがっている(報告書2-74~2-75。平成27年3月の生育面積は42,900平方メートルであり、以後年々面積は減少傾向でもある。平成30年4月の調査17,500は変動範囲9,060~16,750を上回っているが、減少傾向であり、平成31年度はどうか?)。ところが、平成31(2019)年3月の私たち調査では、先に示したように、例年数多くみられる場所で、藻体(群落、群集)が激減しているのである。
 私たちは、これは異常現象であると認識し、3月13日(水)、午後4時~、記者会見を行い、マスコミを現地に案内し、クビレミドロの激減を確認し、マスコミ(「沖縄タイムス」「琉球新報」)は14日、これを報道している。
 クビレミドロは環境省、沖縄県も絶滅危惧ⅠA類に指定し、世界でも沖縄の泡瀬干潟等にのみ生息する極めて貴重な黄緑藻類であり、このクビレミドロが生息する事等により、環境省は泡瀬干潟を「日本の重要湿地500」、「ラムサール条約登録潜在候補地」に選定している。また、泡瀬干潟埋め立て事業でも「クビレミドロ砂洲」を含む第2工事区域が埋め立て中止になった経緯もある。
 私たちは、このクビレミドロの激減の原因は、埋立て工事による干潟の劣化・ホソエダアオノリの大量発生等と推測している。埋め立て事業者におかれましても、泡瀬干潟における2019年のクビレミドロの現状を調査・発表し、その原因を明らかにし、対策を早急に取っていただくよう、要請する。                     以上

なお、クビレミドロの写真は、次のFACEBOOKをご覧ください。
https://www.facebook.com/seiji.maekawa.127


  

Posted by 泡瀬の前川 at 18:56Comments(0)重要なお知らせ

2018年02月16日

泡瀬裁判(2次訴訟)上告棄却、アジア湿地シンポジウムポスター賞受賞報告会

皆様
泡瀬裁判(2次訴訟)上告棄却、アジア湿地シンポジウムポスター賞受賞報告会
時:2018年3月9日(金)、午後7時
所:ウミエラ館(泡瀬3丁目)
内容: 泡瀬裁判(2次訴訟)上告棄却・・・原田彰好弁護団長
     泡瀬裁判(2次訴訟)終了宣言・・・前川盛治原告団長
     アジア湿地シンポジウムアベストポスター賞受賞…喜多自然弁護士、亀山統一副代表
     その他
※裁判についての最後の、けじめの報告会です。多数の参加をお願いいたします。
       

Posted by 泡瀬の前川 at 21:11Comments(0)裁判

2017年12月29日

20171229タイムス記事、27日タイムス記事

12月27日に、沖縄市長に対して「沖縄県が進める第12次鳥獣保護管理事業計画へのご賛同願い・再要請」を行いました。
この要請は11月7日に日程調整をお願いし、約2か月あとの12月27日に副市長対応で面談が実現しました。
県が進める泡瀬干潟の鳥獣保護区650ha、特別保護区280haの設定に沖縄市として賛同してほしいとの要請でしたが、仲本副市長の回答は「県が進めている保護区の面積については、来年1月下旬に県が沖縄市に説明すると聞いており、それを受けて対応したい」であり、課題が先送りされた回答になりました。私たちは、要請の趣旨が叶うようにお願いし、面談を終わりました。来年1月下旬の県・市の話し合いを受けて再度要請する予定です。
新聞記事と要請文は下記を見て下さい。
また、12月27日のタイムス記事「泡瀬干潟にカワウ大群飛来」も掲載してあります。ご覧ください。


http://awase.net/maekawa/20171228,27times.htm  


Posted by 泡瀬の前川 at 19:43Comments(0)要請

2017年11月17日

沖縄タイムス(11月16日)報道、ポスター賞及び記者会見

昨日(16日)HPでお知らせしたAWS(アジア湿地シンポジウム)でのベストポスター賞受賞と記者会見(15日)のことを沖縄タイムスが報道しています(11月16日)。
記者会見に参加した4名(喜多自然、亀山統一、前川盛治、屋良朝敏)が写った写真も掲載されています。
詳細は、下記をご覧ください。

http://awase.net/maekawa/times20171116poster.htm  


Posted by 泡瀬の前川 at 08:45Comments(0)重要なお知らせ

2017年11月15日

アジア湿地シンポジウムでのポスター賞受賞、記者会見

アジア湿地シンポジウム(AWS)が2017年11月7日~11日、佐賀市で開催されました。私たちはこAWSのポスター発表に参加しました。
約114種のポスター発表の中から、私たちのポスターが「Best Poster Award](ポスター賞)を受賞しました。
今日、15日(水)、14時~、県庁記者クラブで記者会見ました。
詳細(写真等)は、下記を見て下さい


http://awase.net/maekawa/AWS20171115.htm  

Posted by 泡瀬の前川 at 21:55Comments(0)重要なお知らせ

2017年10月31日

鳥獣保護区の進捗状況

皆様
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会)

10月27日、最高裁上告棄却の記者会見の後、自然保護課に鳥獣保護区の進捗状況の確認に行きましたが、忙しいので後でFAXで回答するとのことでした。

10月31日、FAXが自然保護課から届きました。
内容(概略)は下記です。

1.面積について

鳥獣保護区の面積を拡大した。米軍泡瀬通信施設の保安水域の沖合500mを除外していたが、50mだけを除外した。(611⇒647)

特別保護区は、コアジサシの繁殖地(東側砂州)を加えた。(118⇒277) ※これについては、泡瀬干潟を守る連絡会が要請していた。

2.沖縄市との協議  7月に説明に伺った。

沖縄市 からは「東部海浜開発計画の事業完了後に、再度、鳥獣保護区および特別保護区指定について検討を行うことが望ましい」との意見をいただいている。

その他、沖縄市以外の関係機関にも説明を行っており、その中で様々な意見を頂いている。

今後引き続き調整を進めるなかで、指定範囲を確定させ、早期の鳥獣保護指定を目指す。

3.審議会について

関係機関との調整に時間を要することから、現時点では審議会の開催時期は未定。調整が整い次第、開催をする予定。  

Posted by 泡瀬の前川 at 21:46Comments(0)重要なお知らせ

2017年10月28日

上告棄却に対する声明、記者会見

第二次泡瀬干潟埋立公金支出差止訴訟は、2016年11月8日に、福岡高裁那覇支部で、「住民敗訴」の判決がありました。
原告側はこれを不服として、11月18日に最高裁に上告していました。最高裁第二小法廷からは、2017年2月に「記録到達、審理する」の文書連絡がありましたが、2017年10月18日付で「上告棄却、上告審として審理しない」の決定通知が届きました。
原告団、弁護団は、この決定は到底容認できるものではない、との声明を発表し、10月27日、記者会見で明らかにしました。

詳細は下記をご覧ください。

http://awase.net/maekawa/jyoukokukikyaku20171027.htm  

Posted by 泡瀬の前川 at 23:24Comments(0)重要なお知らせ

2017年10月06日

県議会答弁、泡瀬干潟の鳥獣保護区

沖縄県議会(10月5日、土木環境委員会)で、嘉陽宗儀(共産)の質疑に対し、県(自然保護課長)は、「泡瀬干潟の650haを鳥獣保護区、そのうち280haを特別保護区にするよう、沖縄市と協議中」と答弁しています。協議が整えば、意見聴取、審議会を経て指定する方向です。
泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録に一歩前進です。
詳細は、下記を見て下さい。

http://awase.net/maekawa/20171005kengikai.htm  

Posted by 泡瀬の前川 at 12:30Comments(0)重要なお知らせ

2017年09月14日

小林 聡史さんの講演会

沖国大の砂川様から「小林 聡史さんの講演会」の案内が届いています。講演会へのご参加をお願いいたします。

関係各位
こんにちは。砂川です。以下、勉強会のお知らせです。転送歓迎。添付チラシあり。

【研究会テーマ】「泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録に向けた現 状と課題」
環境省が、2010年に発表したラムサール条約の基準を満たした 国内の湿地172カ所のうち、県内からは名護市東海岸の大浦川や 泡瀬干潟等の湿地24カ所が選定された。 
同条約の登録湿地となるためには、地元自治体の賛同や鳥獣保護法 など国内法による保護措置を講じた上で、3~4年に1度開かれる ラムサール条約締約国会議で承認される必要がある。
沖縄県当局は、地元自治体と協議しつつ、泡瀬干潟等の登録の可能 性を探っている。 次回の締約国会議は、アラブ首長国連邦で20 18年10月に開催される。
来年の、泡瀬干潟の同条約湿地登録に 向けた現状と課題について講師よりご報告頂くと共に、 沖縄県内の湿地の「保全」と「賢明な利用」について考えていく。

【講師】 小林 聡史 氏(釧路公立大学教授)
北海道大学大学院学術博士(環境保全学)。JICA 長期専門家 (タンザニア、国立公園管理)等を経て、91~96 年には、釧 路市からスイスのラムサール条約事務局に派遣され、同事務 局に勤務。
日本で最初にラムサール条約に登録された、日本 最大の湿原「釧路湿原」を有する釧路市の釧路公立大学経済 学部にて、97 年より教鞭を執っている。環境省ラムサール条 約湿地候補地検討会委員等を歴任。

【日時】2017(平成29)年9月15日(金)16時30分~ 18時00分
【場所】沖縄国際大学13号館1階研究所会議室

環境省が、2010年に発表したラムサール条約の基準を満たした 国内の湿地172カ所のうち、県内からは名護市東海岸の大浦川や泡瀬干潟等の湿地24カ所が選 定されました。
今回の勉強会では、 前半に泡瀬干潟に関する報告を小林さんにお願いし、残りの時間は、 大浦川を含む県内の湿地保全につても質疑応答を予定しています。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

沖縄国際大学 経済学部   砂川かおり
  

Posted by 泡瀬の前川 at 17:31Comments(0)重要なお知らせ

2017年09月11日

沖縄県議会への陳情および県議会各会派への要請

今日、下記の陳情を沖縄県議会に提出し、また各会派(沖縄・自民党、公明党、社民・社大・結連合、おきなわ、維新の会、日本共産党)に陳情の趣旨による9月議会での取り組み(代表質問、委員会質問等)を要請してきました。

2017年9月11日
沖縄県議会
議長 新里 米吉 様

泡瀬干潟を守る連絡会
共同代表 小橋川共男 漆谷克秀
事務局長 前川盛治
沖縄市古謝津嘉山町43-1 電話:090-5476-6628

泡瀬干潟をラムサール条約湿地に登録させるための具体的な作業を促進させること(陳情)

 貴職におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、私たち泡瀬干潟を守る連絡会は、これまで数度に亘る沖縄県知事・県自然保護課への要
請で、「第12次鳥獣保護管理事業計画に示される、特別保護区(泡瀬の場合、保護区611haの中
の118ha)については、①特別保護区を可能な限り拡大すること、②泡瀬干潟のラムサール条約
湿地登録を2018年ドバイでのCOP13で確定させるために、沖縄県第12次鳥獣保護管理事業計画に
おける「泡瀬」での保護区(特別保護区)の具体的な線引きを、2017年11月1日までに完結させ
ること、等を要請してきました。
これに対し、県(自然保護課)は、「具体的な線引きを11月1日に確定できるように最大限努力
する」、特別保護区については、「今後分布域を確認したうえで、関係機関とも調整し、連絡会側の要望を検討していきたい」、と回答してきました。
 一方、沖縄市においては、平成29年6月定例会において、「泡瀬干潟のラムサール登録を見据えての県鳥獣保護区指定についての進捗を伺う」との市議会での質疑に、市民部長は「沖縄県では平成29年3月に第12次鳥獣保護管理事業計画が策定され、北中城村を含む地域を泡瀬地域とし、611haを鳥獣保護区、そのうち118haを特別保護区としての指定に向け、計画の位置づけが図られている段階です。(沖縄市議会だより)」と答弁しています。沖縄市の答弁(6月定例会)を見る限り、現時点(9月11日)では、鳥獣保護区(特別保護区)の具体的な線引きは確定しているとは思われません。
 ところで、ラムサールCOP13(第13回ラムサール条約締約国会議)は、2018年10月頃に中東のドバイで行われますが、この会議で泡瀬干潟をラムサール条約湿地に登録するためには、2017年11月1日までには、沖縄市等の合意を得て、具体的な線引きが確定しなければ、環境省の登録の作業が遅れ、ラムサールCOP13での実現は困難になります。
 つきましては、沖縄市等の同意を得ての沖縄県自然保護課での具体的な線引き作業の促進を沖縄県議会としても働き掛けるように、下記陳情致します。

泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録を2018年ドバイでのCOP13で確定させるために、沖縄県第12次鳥獣保護管理事業計画における「泡瀬」での保護区(特別保護区)の具体的な線引きを、2017年11月1日までに完結させるように、沖縄県自然保護課の作業を促進させること。
  

Posted by 泡瀬の前川 at 16:08Comments(0)重要なお知らせ

2017年09月11日

キュリオス沖縄案内による干潟観察会

キュリオス沖縄(海の生きもの専門家集団)案内による干潟観察会

主催:泡瀬干潟を守る連絡会 連絡先:小橋川共男(電話:070‐5482‐7119)
キュリオス沖縄案内による2回目の観察会です。前回は、絶滅危惧ⅠA類の「メナガオサガニハサミエボシ」の発見もありました。今回機能アップしたギボシムシ吸引機も使い、新たな出会い、発見が有るかも知れません。多数のご参加を期待します。

1.泡瀬干潟観察会
日時:2017年9月23日(土) 集合:11時  観察会:11:30~14:30
場所:泡瀬干潟、沖縄市ITワークプラザ前浜辺・干潟
講師:キュリオス沖縄(海の生きもの専門家集団)
観察内容:ギボシムシ、ウミエラ、海草(コアマモ、ウミジグサ、リュウキュウスガモ等)
参加費:無料   

2.海の生きものセミナー(第2回、観察会でみつかった生きもの)
日時:10月8日(日)、14時~17時 場所:ウミエラ館:泡瀬3丁目、護岸通り
講師:キュリオス沖縄(海の生きもの専門家集団)
  

Posted by 泡瀬の前川 at 15:45Comments(0)イベント