2009年02月25日
【新聞】大前研一氏が泡瀬干潟埋立を!!
朝日新聞 2009年2月19日(木)
大前研一 (経営コンサルタント)が泡瀬干潟埋立を斬る!
国依存の体質に陥ることが、地方の自立と発展の道を阻んできた!という事例で泡瀬干潟を取り上げた!
↓新聞記事にて
http://awase.net/jp/img/20090219_asahi_oomaekenitchi.jpg
泡瀬関連抜粋
「沖縄県を事例に考えてみたい。今、泡瀬干潟(沖縄市)ではバブル時代の87年にできたリゾート構想をもとに埋立事業が強行されている。
埋め立て後の利用計画も定まらないうえ、那覇地裁で埋立への公金差し止めを命じる判決が出たにもかかわらず、新種の生物も見つかる貴重な干潟が死の海になる危機にある。
沖縄は円高で旅行客を海外に奪われ、不況のどん底で失業率が全国一高い。だが「埋める」「掘る」の効果は一時的で、終わると次の事業が欲しくなる。
観光客は人工海浜などではなく、手つかずの自然を見たいのだ。大量の土砂が青い海に投じられ、海面が茶褐色に変わる姿は、大金を投じて海岸線を傷だらけの二流のリゾート地に変えようとしているとしか見えない。この種の開発計画は全国で次々と実行されたが、破綻して自然につめ跡を残してきた。
私は、沖縄が大好きで、25年以上前から沖縄の海でダイビングを続けてきたが、行くたびに島々が次々とコンクリートの護岸で覆われ、離島が本島と道路や橋でつながれてゆく姿は驚くばかりだった。命を育む沖縄のかけがいのない自然は不況が来ると傷口が広がるようだった。
こうした姿は全国の縮図だろう。道路、ダムなど公共事業は不況になると全国的に活発になる。即効性が問われる経済対策は都会よりも地方が優先される。開発しやすい自然が残され用地買収が楽なのだ。
省略
沖縄の振興策に戻れば、沖縄の強みに基づく政策こそが必要だ。例えば、亜熱帯で冬も過ごしやすい気候やアジアに誓い立地を生かした退職者やお年寄りが安心して過ごせる介護や保養地(アクティブシニアタウン)づくりにこそ沖縄の活路があると思う。必要なのは、夢や事業を実現させる環境や可能性を手に入れることだ。
省略
大前研一 (経営コンサルタント)が泡瀬干潟埋立を斬る!
国依存の体質に陥ることが、地方の自立と発展の道を阻んできた!という事例で泡瀬干潟を取り上げた!
↓新聞記事にて
http://awase.net/jp/img/20090219_asahi_oomaekenitchi.jpg
泡瀬関連抜粋
「沖縄県を事例に考えてみたい。今、泡瀬干潟(沖縄市)ではバブル時代の87年にできたリゾート構想をもとに埋立事業が強行されている。
埋め立て後の利用計画も定まらないうえ、那覇地裁で埋立への公金差し止めを命じる判決が出たにもかかわらず、新種の生物も見つかる貴重な干潟が死の海になる危機にある。
沖縄は円高で旅行客を海外に奪われ、不況のどん底で失業率が全国一高い。だが「埋める」「掘る」の効果は一時的で、終わると次の事業が欲しくなる。
観光客は人工海浜などではなく、手つかずの自然を見たいのだ。大量の土砂が青い海に投じられ、海面が茶褐色に変わる姿は、大金を投じて海岸線を傷だらけの二流のリゾート地に変えようとしているとしか見えない。この種の開発計画は全国で次々と実行されたが、破綻して自然につめ跡を残してきた。
私は、沖縄が大好きで、25年以上前から沖縄の海でダイビングを続けてきたが、行くたびに島々が次々とコンクリートの護岸で覆われ、離島が本島と道路や橋でつながれてゆく姿は驚くばかりだった。命を育む沖縄のかけがいのない自然は不況が来ると傷口が広がるようだった。
こうした姿は全国の縮図だろう。道路、ダムなど公共事業は不況になると全国的に活発になる。即効性が問われる経済対策は都会よりも地方が優先される。開発しやすい自然が残され用地買収が楽なのだ。
省略
沖縄の振興策に戻れば、沖縄の強みに基づく政策こそが必要だ。例えば、亜熱帯で冬も過ごしやすい気候やアジアに誓い立地を生かした退職者やお年寄りが安心して過ごせる介護や保養地(アクティブシニアタウン)づくりにこそ沖縄の活路があると思う。必要なのは、夢や事業を実現させる環境や可能性を手に入れることだ。
省略
Posted by 泡瀬の前川 at 14:20│Comments(0)
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