2009年05月18日
TFZ現状解説と沖縄IT津梁パーク不振
泡瀬干潟に投げ込まれる土砂の浚渫(しゅんせつ:掘って取り除く)場所である
うるま市の「自由貿易地域(FTZ)」に関連する記事をご紹介
現在、泡瀬干潟の北にあるFTZにIT津梁パーク(IT企業誘致)が進められているが不振との記事です。
民間IT施設 入居ゼロ/県が負担抑制 ビル未着工
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-03-M_1-007-1_001.html
なお沖縄IT津梁パークについては下記をみて下さい
http://www.okinawa-cluster.jp/modules/phpfm/users/2008/itpark/file02.pdf
------------------------------------
そもそもここは、自由貿易地域で税制面の免除が受けられることの出来る特別な場所です。
しかし、土地は値引きしても売れず(売れたのは、わずか2.1%)、レンタル工場も値引きしても空(23棟中4棟は空)いている、今はFTZとは関係のないIT津梁パークの計画が新たに考案され進められてきましたが、それも記事のとおり不振のようです。
※泡瀬干潟と中城湾港自由貿易地域との関係とは?
泡瀬干潟埋立は、二つの目的
1.沖縄市の活性化の起爆剤
2.うるま市の自由貿易地域(FTZ)東埠頭港の土砂捨て場

自由貿易地域(FTZ)の東埠頭の港を深くするために余った土砂で泡瀬干潟を生き埋めにするという関係があります。
しかし、このいらなくなった土砂も当初の計画ではFTZの埋立の際使う予定(自己完結型)でしたが、その土砂の質が埋立に適さないと言うことで使わないでいて、あとで近くの海に捨てる予定だったようです。1996年の海洋法との関連で海への不法投棄ができなくなり困ったところに泡瀬干潟埋立(沖縄市東部海浜開発)する計画に相乗りする形がとられたのです。
ちなみに 2001年1月30日の琉球新報記事にこのFTZの事業が最初から困難であることが指摘されていたことが分かった。
http://awase.net/20010130kougyoukafuyouron.html
もう、FTZ用地の販売不振、格安レンタル工場の不振、さらにIT津梁パークの不振とどれだけ私たちの税金で穴埋めをしなければならないのでしょうか?一度ウソをつくと、そのウソを隠すためにさらにウソをつかないといけなくなる!ということと同じことが起きているように思います。
私たちの税金は、ムダだと分かっていてもこのよう使われ、自然を破壊し続けなければならないのでしょうか?
私たちはこのようなあり方を今一度見直して、変えていくことが必要だと感じます。
関連情報
新港地区、FTZ(特別自由貿易地域)の情報
http://saveawasehigata.ti-da.net/e2411269.html
↑にもあるように既に多くの失敗を重ねてきた
レンタル工場 利用料安くするも空きが目立つ
http://saveawasehigata.ti-da.net/e2434838.html
Googlマップでみる泡瀬干潟
うるま市の「自由貿易地域(FTZ)」に関連する記事をご紹介
現在、泡瀬干潟の北にあるFTZにIT津梁パーク(IT企業誘致)が進められているが不振との記事です。
民間IT施設 入居ゼロ/県が負担抑制 ビル未着工
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-05-03-M_1-007-1_001.html
なお沖縄IT津梁パークについては下記をみて下さい
http://www.okinawa-cluster.jp/modules/phpfm/users/2008/itpark/file02.pdf
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そもそもここは、自由貿易地域で税制面の免除が受けられることの出来る特別な場所です。
しかし、土地は値引きしても売れず(売れたのは、わずか2.1%)、レンタル工場も値引きしても空(23棟中4棟は空)いている、今はFTZとは関係のないIT津梁パークの計画が新たに考案され進められてきましたが、それも記事のとおり不振のようです。
※泡瀬干潟と中城湾港自由貿易地域との関係とは?
泡瀬干潟埋立は、二つの目的
1.沖縄市の活性化の起爆剤
2.うるま市の自由貿易地域(FTZ)東埠頭港の土砂捨て場

自由貿易地域(FTZ)の東埠頭の港を深くするために余った土砂で泡瀬干潟を生き埋めにするという関係があります。
しかし、このいらなくなった土砂も当初の計画ではFTZの埋立の際使う予定(自己完結型)でしたが、その土砂の質が埋立に適さないと言うことで使わないでいて、あとで近くの海に捨てる予定だったようです。1996年の海洋法との関連で海への不法投棄ができなくなり困ったところに泡瀬干潟埋立(沖縄市東部海浜開発)する計画に相乗りする形がとられたのです。
ちなみに 2001年1月30日の琉球新報記事にこのFTZの事業が最初から困難であることが指摘されていたことが分かった。
http://awase.net/20010130kougyoukafuyouron.html
もう、FTZ用地の販売不振、格安レンタル工場の不振、さらにIT津梁パークの不振とどれだけ私たちの税金で穴埋めをしなければならないのでしょうか?一度ウソをつくと、そのウソを隠すためにさらにウソをつかないといけなくなる!ということと同じことが起きているように思います。
私たちの税金は、ムダだと分かっていてもこのよう使われ、自然を破壊し続けなければならないのでしょうか?
私たちはこのようなあり方を今一度見直して、変えていくことが必要だと感じます。
関連情報
新港地区、FTZ(特別自由貿易地域)の情報
http://saveawasehigata.ti-da.net/e2411269.html
↑にもあるように既に多くの失敗を重ねてきた
レンタル工場 利用料安くするも空きが目立つ
http://saveawasehigata.ti-da.net/e2434838.html
Googlマップでみる泡瀬干潟
Posted by 泡瀬の前川 at 18:34│Comments(0)
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