2009年09月19日
前原大臣、沖縄総合事務局開発建設部への要請
皆様
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)
次の抗議・要請文を郵送しました。
2009年9月19日
内閣府沖縄担当大臣 前原 誠司 様
内閣府沖縄総合事務局 開発建設部長 様
09年度泡瀬埋立事業、並びに浚渫・土砂投入工事の入札公告に対する抗議・撤回要求書
沖縄総合事務局開発建設部は、平成21年8月31日付けで、09年度中城湾港(新港地区)泊地(-11.0m)浚渫工事の入札を公告した。その中に、「なお、本公告の入札について、場合によっては取りやめることもある」との、但し書きもある。その意味について、『沖縄タイムス(09年9月9日)』は、「同事業を巡る高裁那覇支部の判決が10月15日にあり、判決後に市や県に事業推進の意向を聞いた上で判断したい」と、沖縄総合事務局は話していると報道している。
新政権の誕生や福岡高裁那覇支部控訴審判決を目前にして、泡瀬干潟埋立・東部海浜開発事業は、「中止」か「継続」か、予断を許さない状況の中、「駆け込み的」に入札を公告する総合事務局の行為は許されるべきものではない。
新政権とは、昨年より『公共事業チェック議員の会』を窓口に我々も連絡を密にしてきたが、新政権の中心となる民主党は、「沖縄ビジョン2008」で「(泡瀬)埋立事業中止」を含めて【一期中断、二期中止】など見直す」ことを明らかにしており、また今度の総選挙の「民主党政策集INDEX2009 環境」でも「泡瀬干潟の干拓事業など環境負荷の大きい公共事業は、再評価による見直しや中止を徹底させます」としている。
そして、17日、新政権の前原誠司沖縄担当・国土交通大臣は、「1期中断・2期中止」を表明し、泡瀬干潟埋立問題は、「中止」の方向に動き出した。
さらに、10月15日の控訴審判決で「一審の判決支持、沖縄県・市の控訴棄却」も予想され、変革を求める機運の中、「泡瀬埋立事業中止」を決定することは、十分予想される。
2010年は、日本を議長国として生物多様性条約締約国会議が開催される。生物多様性の宝庫、泡瀬干潟・浅海域を保全し、子々孫々に残すことは、国を含め、私たちの大きな責務である。ゆえに、下記を強く要請する。
記
1.09年度泡瀬埋立事業、浚渫・土砂投入工事の入札公告を「撤回」せよ。
2.泡瀬干潟・浅海域の埋立を中止せよ。
以上
泡瀬干潟を守る連絡会 共同代表・小橋川共男・漆谷克秀
連絡先:090-5476-6628(前川盛治・事務局長)
住所:沖縄市字古謝1171-3コーポMK1階 電話・FAX:098-939-5622
hp:http://www.awase.net/
泡瀬干潟を守る東京連絡会 陣内隆之・松元裕之・羽生洋三
連絡:090-3501-1249 e-mail:hmatsugen◎ybb.ne.jp
ラムサール・ネットワーク日本 共同代表 花輪伸一・柏木実・呉地正行・堀良一
〒113-0021東京都文京区本駒込4-38-1 富士ビル2F
TEL/FAX : 03-5842-1882 http://www.ramnet-j.org
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会・事務局長)
次の抗議・要請文を郵送しました。
2009年9月19日
内閣府沖縄担当大臣 前原 誠司 様
内閣府沖縄総合事務局 開発建設部長 様
09年度泡瀬埋立事業、並びに浚渫・土砂投入工事の入札公告に対する抗議・撤回要求書
沖縄総合事務局開発建設部は、平成21年8月31日付けで、09年度中城湾港(新港地区)泊地(-11.0m)浚渫工事の入札を公告した。その中に、「なお、本公告の入札について、場合によっては取りやめることもある」との、但し書きもある。その意味について、『沖縄タイムス(09年9月9日)』は、「同事業を巡る高裁那覇支部の判決が10月15日にあり、判決後に市や県に事業推進の意向を聞いた上で判断したい」と、沖縄総合事務局は話していると報道している。
新政権の誕生や福岡高裁那覇支部控訴審判決を目前にして、泡瀬干潟埋立・東部海浜開発事業は、「中止」か「継続」か、予断を許さない状況の中、「駆け込み的」に入札を公告する総合事務局の行為は許されるべきものではない。
新政権とは、昨年より『公共事業チェック議員の会』を窓口に我々も連絡を密にしてきたが、新政権の中心となる民主党は、「沖縄ビジョン2008」で「(泡瀬)埋立事業中止」を含めて【一期中断、二期中止】など見直す」ことを明らかにしており、また今度の総選挙の「民主党政策集INDEX2009 環境」でも「泡瀬干潟の干拓事業など環境負荷の大きい公共事業は、再評価による見直しや中止を徹底させます」としている。
そして、17日、新政権の前原誠司沖縄担当・国土交通大臣は、「1期中断・2期中止」を表明し、泡瀬干潟埋立問題は、「中止」の方向に動き出した。
さらに、10月15日の控訴審判決で「一審の判決支持、沖縄県・市の控訴棄却」も予想され、変革を求める機運の中、「泡瀬埋立事業中止」を決定することは、十分予想される。
2010年は、日本を議長国として生物多様性条約締約国会議が開催される。生物多様性の宝庫、泡瀬干潟・浅海域を保全し、子々孫々に残すことは、国を含め、私たちの大きな責務である。ゆえに、下記を強く要請する。
記
1.09年度泡瀬埋立事業、浚渫・土砂投入工事の入札公告を「撤回」せよ。
2.泡瀬干潟・浅海域の埋立を中止せよ。
以上
泡瀬干潟を守る連絡会 共同代表・小橋川共男・漆谷克秀
連絡先:090-5476-6628(前川盛治・事務局長)
住所:沖縄市字古謝1171-3コーポMK1階 電話・FAX:098-939-5622
hp:http://www.awase.net/
泡瀬干潟を守る東京連絡会 陣内隆之・松元裕之・羽生洋三
連絡:090-3501-1249 e-mail:hmatsugen◎ybb.ne.jp
ラムサール・ネットワーク日本 共同代表 花輪伸一・柏木実・呉地正行・堀良一
〒113-0021東京都文京区本駒込4-38-1 富士ビル2F
TEL/FAX : 03-5842-1882 http://www.ramnet-j.org
Posted by 泡瀬の前川 at 15:46│Comments(0)
│前川日記
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。