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Posted by TI-DA at

2022年12月23日


2022年12月23日

12月23日の記事


Posted by 泡瀬の前川 at 19:02Comments(0)

2022年12月23日


2022年12月20日

12月20日の記事

クルーズターミナル構想」です。



  

Posted by 泡瀬の前川 at 12:45Comments(0)

2022年12月19日

久しぶりの投稿。長い間更新していませんでした。最近の情報を掲載します・

泡瀬埋め立て地の北にある「新港地区」で、「クルーズターミナル構想」が進行しています。
現在、西埠頭の東側をクルーズ船寄港地にしていますが、将来寄港が増える予想でクルーズターミナルの増設が、東埠頭と西埠頭の間の東側護岸一帯を寄港地にする構想が確定し、実施の運びになっています。
これについては、私(前川盛治)が新聞の論壇(「琉球新報」、2022年 月 日)に投稿してありますので、それを紹介します。

新港地区でのクルーズターミナル建設構想は、環境破壊。見直すべき。
前川盛治(泡瀬干潟を守る連絡会事務局長)79歳 沖縄市古謝津嘉山町43-1

 沖縄市とうるま市の東側にある埋立地・新港地区でクルーズターミナル建設構想が進んでいる。貴紙も2月11日に「新港地区は、大型クルーズ船に対応する専用岸壁やターミナルビルの整備に取り組む。」と報道している。
県が進める「中城湾港長期構想」の背景と目的によれば、「平成2年に計画され、30年経過する中で社会経済情勢は大きく変化し、新たな長期構想を確定する(概略)」とあり、それに基づく計画である。
新港地区の経過を振り返ってみる。1974年重要港湾指定、83年埋立開始、90年港湾計画改定、99年特別自由貿易指定、その後東埠頭の浚渫土砂処分場としての泡瀬埋め立て地利用が確定し、2001年から「泡瀬埋め立て」が始まり、環境が破壊されてきた。
経過にあるように、新港地区の東埠頭整備・浚渫は「FTZ」の振興目的で始められた。しかし、FTZ構想は大きくし進展せず、FTZ用地(122ha)の中に「沖縄IT津梁パーク」が09年頃から創られてきて、中核施設2棟、民間施設13棟などが建設され、北西部分を大きく占用している。そして東埠頭は完成後もFTZ企業の利用は進まなかった。そして14年から国際物流拠点産業集積地域に変更され、バイオマス発電所(バルク船寄港地)、自動車納整センター(RORO船寄港地)も進められている。
今度は、東埠頭と西埠頭の間の東側海岸一帯での「クルーズターミナル整備計画、施設再配置」である。クルーズ船寄港については、これまで「リサイクルポート」として使われていた西埠頭の東側の整備を進めてきたが、あまり利用されてこなかったにもかかわらず(さらにこの埠頭を自衛隊チャーター大型運搬船・はくおうの寄港にも利用されてきた)、「貨客分離必要」ということで、新たに岸壁、ターミナル整備である。
整備区域には新夢咲公園もあり閉鎖される。また新港地区と勝連半島の間にはトカゲハゼの生息地(人工干潟)もあり、さらに埋立予定海域は環境省がラムサール条約湿地潜在候補地に指定している「泡瀬干潟の区域」でもある。埋立、岸壁整備の海域面積は50ha以下で「環境アセスも実施されない」であろうことから考えると、サンゴ、トカゲハゼ、渡り鳥への影響も懸念され、環境破壊が心配される。
造られた場所が利用されず、新たな振興のために計画変更されることに全て反対ということではないが、「目まぐるしく変わる利用目的」のために、「環境破壊が進行」することを見過ごすことはできない。クルーズターミナル整備計画は見直すべきである。

   

Posted by 泡瀬の前川 at 19:11Comments(0)ニュース