てぃーだブログ › 泡瀬干潟を守る連絡会Blog › 重要なお知らせ › ラムサール条約登録、要請報告

2016年11月30日

ラムサール条約登録、要請報告

今日、11月30日、泡瀬干潟のラムサール条約登録についての翁長知事への要請を行いました。
回答の概要は、下記です。


「12次鳥獣保護計画は、未だ作業中であり、案ができた後、県のHPに掲載し、意見照会、審議会での審議、パブリックコメントのあと計画が2017年3月末に確定する。その後(2017年4月以降)位置づけ・線引きなどの指定の作業に入る。その時地元の同意が得られるようにする。」

要請1~5への回答は下記です。

要請1.2017年度から実施する第12次鳥獣保護管理事業計画(以下、12次鳥獣保護計画)の進展状況を明らかにすること。

回答:現在、案を作成中。案ができたら、地元治自体の意見照会、県審議会での審議、パブリックコメント等のあと、2017年3月末までに完成する予定である。案は12月末~1月初め頃できるので、県のHPに掲載する。



要請2.12次鳥獣保護計画の泡瀬干潟における位置づけ(線引きなど)はどのようになっているのか。

回答:位置づけ、線引きは、案が確定し、鳥獣保護区の指定を行う2017年4月以降の作業となるので、現時点では位置づけ(線引き)は未だである。



要請3.12次鳥獣保護計画の泡瀬干潟における位置づけ(線引きなど)について、地元沖縄市とどのような話し合いをしたのか、その結果、同意は得られているのか。

回答:沖縄市とは意見交換をしているが、泡瀬干潟をラムサール条約に登録したいとの意向を伝えただけで、合意については、指定の時に具体的な位置づけ(線引き)を示し、スケジュール、県の考え方、内容などを示し同意を得る予定である。なお、12次鳥獣保護計画の策定には、地元の合意を必ず得なければならない、というものではない。



要請4.12次鳥獣保護計画の今後の策定状況を明らかにすること。

回答:2017年3月末に12次鳥獣保護計画を策定し、県の広報に掲載する。2017年4月以降は、指定の作業に入る。その時は先に示したように地元(沖縄市長、北中城村長、関係する漁協等)に説明をして、同意を得るようにする。



要請5.泡瀬干潟のラムサール条約登録を、ラムサールCOP13(2018年、ドバイ)で実現できるように努力すること。

回答:登録には、国際基準への該当、国による鳥獣保護区の指定、地元住民などの登録への賛意が必要であるので、2017年4月以降、努力する。様々な意見が想定され、それを踏まえての指定であるので、何時頃指定が確定できるかは、現時点で明確に示すことは出来ない。

2017年2月末頃、要請があればその時点での状況は説明したい。 



詳細は、下記をご覧ください。

http://awase.net/maekawa/ramsar20161130.htm


同じカテゴリー(重要なお知らせ)の記事

Posted by 泡瀬の前川 at 21:26│Comments(0)重要なお知らせ
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。