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2017年09月11日

沖縄県議会への陳情および県議会各会派への要請

今日、下記の陳情を沖縄県議会に提出し、また各会派(沖縄・自民党、公明党、社民・社大・結連合、おきなわ、維新の会、日本共産党)に陳情の趣旨による9月議会での取り組み(代表質問、委員会質問等)を要請してきました。

2017年9月11日
沖縄県議会
議長 新里 米吉 様

泡瀬干潟を守る連絡会
共同代表 小橋川共男 漆谷克秀
事務局長 前川盛治
沖縄市古謝津嘉山町43-1 電話:090-5476-6628

泡瀬干潟をラムサール条約湿地に登録させるための具体的な作業を促進させること(陳情)

 貴職におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
 さて、私たち泡瀬干潟を守る連絡会は、これまで数度に亘る沖縄県知事・県自然保護課への要
請で、「第12次鳥獣保護管理事業計画に示される、特別保護区(泡瀬の場合、保護区611haの中
の118ha)については、①特別保護区を可能な限り拡大すること、②泡瀬干潟のラムサール条約
湿地登録を2018年ドバイでのCOP13で確定させるために、沖縄県第12次鳥獣保護管理事業計画に
おける「泡瀬」での保護区(特別保護区)の具体的な線引きを、2017年11月1日までに完結させ
ること、等を要請してきました。
これに対し、県(自然保護課)は、「具体的な線引きを11月1日に確定できるように最大限努力
する」、特別保護区については、「今後分布域を確認したうえで、関係機関とも調整し、連絡会側の要望を検討していきたい」、と回答してきました。
 一方、沖縄市においては、平成29年6月定例会において、「泡瀬干潟のラムサール登録を見据えての県鳥獣保護区指定についての進捗を伺う」との市議会での質疑に、市民部長は「沖縄県では平成29年3月に第12次鳥獣保護管理事業計画が策定され、北中城村を含む地域を泡瀬地域とし、611haを鳥獣保護区、そのうち118haを特別保護区としての指定に向け、計画の位置づけが図られている段階です。(沖縄市議会だより)」と答弁しています。沖縄市の答弁(6月定例会)を見る限り、現時点(9月11日)では、鳥獣保護区(特別保護区)の具体的な線引きは確定しているとは思われません。
 ところで、ラムサールCOP13(第13回ラムサール条約締約国会議)は、2018年10月頃に中東のドバイで行われますが、この会議で泡瀬干潟をラムサール条約湿地に登録するためには、2017年11月1日までには、沖縄市等の合意を得て、具体的な線引きが確定しなければ、環境省の登録の作業が遅れ、ラムサールCOP13での実現は困難になります。
 つきましては、沖縄市等の同意を得ての沖縄県自然保護課での具体的な線引き作業の促進を沖縄県議会としても働き掛けるように、下記陳情致します。

泡瀬干潟のラムサール条約湿地登録を2018年ドバイでのCOP13で確定させるために、沖縄県第12次鳥獣保護管理事業計画における「泡瀬」での保護区(特別保護区)の具体的な線引きを、2017年11月1日までに完結させるように、沖縄県自然保護課の作業を促進させること。


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Posted by 泡瀬の前川 at 16:08│Comments(0)重要なお知らせ
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